まずは絵がほんわかしていて、好感が持てます。でも、よく見ると、当時の呉の様子がとても緻密に再現されているそうです。ストーリーは日常のささいな話が積み重なっています。でも、主人公がかわいくて、大好きになりました。

わたしもぼんやりしているので共感します。でも、戦争の恐ろしさが身に沁みます。母と同世代なので、母もこのような体験をしたのではと思うととても身近に感じました。母はもうなくなりましたが、当時の話をあまり聞いたことがなかったので、後悔しました。でも、戦争ってすごいことなんですね。

当たり前だけど、戦争の恐ろしさ、普通の市民がどんな目に合うか、ちょっとは感じることができました。作ってくださった方、ありがとうございました。

先日友達と「この世界の片隅に」を見てきました。絵柄が可愛くてほのぼのしたアニメ映画かと思いきや、戦争のつらさ、悲しさ、やるせなさを静かに訴えかけるとても深い映画でした。

劇場で見ていた人たちもみんな泣いていて、映画が終わった後みんな一言も話していませんでした。それくらい考えさせられる映画でした。主人公が普段はぼーっとしているけれど、自分の気持ちを伝えるときは気持ちをはっきりと言う姿に心打たれました。とても面白い映画でした。